【読書144冊目:『キャッシュレス覇権戦争』(岩田 昭男)】と素敵なサムシン
かまさかさんです!
台風、19号、皆さま対策されていますか!?
雨ザザ降りなう。
なので外に出歩けないと思いますが、
殆どのエリアは今晩がピークなので
■家の中でできること!
雨戸を閉めたり、
お風呂に水を貯めたり、
携帯やPCを充電したり(充電器も忘れずに!) 、
今できることをしておきましょう!!
【読書144冊目:『キャッシュレス覇権戦争』(岩田 昭男)】と素敵なサムシング
- 出版社: NHK出版 (2019/2/12)
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【読書目的・理由】
10月に消費税増税がありましたが、店舗や購入する商品によってキャッシュレス消費還元が受けられるようになりました。
昨日のミニマリストしぶさんの本でもキャッシュレスを推奨していました。
理由としては、購入履歴も残るし何より現金を持ち歩かなくて済むということからです。
貨幣を管理して流通させるのに(お店からお金を運んだりする運送費や人件費も含め)国は年間2兆円の税金を使っていると言います。そんな背景もあり、国はキャッシュレス化を勧めています。
確かに便利なのですが、それだけでしょうか。
気になったので読んでみました。
【学び・読書メモ】
■問題は別にある。
・お金の使い方や資産が国に筒抜けになる。
・購買履歴(ビッグデータ)を悪用される可能性が増える。
■キャッシュレス大国の中国。
アリペイによるビッグデータには消費者の成績(信頼度)データも蓄積されている。
その名もセサミ・クレジット。返済履歴や購入履歴からAIに点数化させています。
点数化された情報はその人自身の「成績」になり、評価・ランク付けされているそうな。。
政府や企業にとって”都合の良い国民”に成らざるを得ないような仕組みがそこにあります。。。
【読書を踏まえて自分にどう落とし込むか】
便利なものには理由があります。
普及させようとしているその目的・背景をしっかり知っておかなければならないと思いました。
それを知った上で利用するのとしないのとでは今後の状況が変わってきます。
いわゆる「情報弱者」にならないように常にアンテナを張って判断・選択を行わなければならない世の中になりました。。
2013年にJR東日本がSuicaで蓄積したデータ(利用者の年齢・性別・駅の利用頻度・利用額など)を無断で日立製作所に売っていたことが明らかになりました。
同じようなことがもう、全てにおいて始まっています。
インターネット広告でも「行動ターゲティング広告」が勝手に商品を勧めてきます。
何かに監視されているような、操られているような。
大げさに言えばそんな世の中になっていっています。。
「聞いてないよ。許可してないよ。」なんて言葉は簡単に揉み消されそうな大きな力によって。。。
私自身に出来ること。
常に情報を集めて、考えて(もちろんその情報の信憑性も確認した上で)、行動すること。
自分の意見を持つこと。
学びは尽きません。
では、また!