まさかの鎌坂さん at the Rainy morning hill

「平成のアラサーゆとりん」の挑戦ノート

【366冊読書 #46】八百万の神をポケモンに見る。

菊とポケモン―グローバル化する日本の文化力

菊とポケモン―グローバル化する日本の文化力

  • 作者:アン アリスン
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2010/08/01
  • メディア: 単行本


ポケモンから見る世界


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★Input★

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■西洋と日本の既成アニメの違い。

西洋:ファンタジーは固定的な世界

日本:ストーリーとキャラクターが変化する。多種変容。テクノアニミズム。animism

→現実世界と異世界が行き交う。

アニミズム:物には魂がある。

八百万の神


■移動中の中間的状態。

→一人きりの時間に何をする?

誰といる?→ゲームのキャラ、仮想世界で生きている。細切れの世界を行き来。

→誰かといても疎外感をどことなく感じている。その穴をキャラに求める人が増えている。自己実現の道具。



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★Output★

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■アニメは子供だけのものでなく大人も楽しめるもの。(むしろ今は大人の方が熱中)

としたことがポケモンの功績。

個人のアイデンティティ、親近感をキャラに乗せている。

例)カバンにキーホルダーをつける。


ポケモンが流行る理由はそのシステム。世界感が現代社会の孤独の穴を埋めて来れるから。

根底の需要はシンプルでアイデンティティの表明だったり、寂しさを埋め合わせるものに合致したから。

「外見よりも関係性。」画像が荒くても良い。

例)たまごっち。

→世話をする。進んでしたいめんどくささ。

もう一度形を変えて流行るのでは?