♯48 見えていなくても良い世界。
「共感覚」について知りたくて読書。
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理解が追いつかなかった。
「共感覚」とは文字や音に色がついて見えたり、それによって記憶力が良くなる。
というイメージでした。
著者はそのさらに上をいき、
「女性の性周期まで見える。」と言います。
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一つ言えることは、たとえその能力があったとしても、処理していくだけの知識量がなければ役に立たないということ。
もしかしたら、私たちは誰しもこのような「能力」を持っているのかもしれない。
ただ、頭で考えたり、それを言語化したりするだけの知識がないだけで。
何となく空気を呼んで、感じの良いやつになれる人と、まったくトンチンカンな人がいるのと同じで。
みんな、言葉には出さないけれど薄々感じているんじゃないかな。
その塩梅を探りながら、黙認しながら大人になっていく。
知らなくても良いこと、見えていなくても良い世界もあるんですね。
