【読書123冊目:『「家族の幸せ」の経済学~データ分析でわかった結婚、出産、子育ての真実~ 』(山口 慎太郎)】と素敵なサムシング
かまさかさんです!
遅くなってしまいました。
【読書123冊目:『「家族の幸せ」の経済学~データ分析でわかった結婚、出産、子育ての真実~ 』(山口 慎太郎)】と素敵なサムシング
- 出版社: 光文社 (2019/7/30)
【読書目的・理由】
アラサーなので、周りがどんどん結婚し、「家族」について考えることが増えました。
比較的最近の本なので手に取りました。
【学び・読書メモ】
■崩れゆく家庭における「分業」
かつては合理的に分かれていたから成り立ったもの。
■結婚の経済的なメリット
リスクの分かち合い。
■子育ての暗黙のうちにかかる費用
「子育てをしなければ得られたであろう仕事」からの収入。
■出会いの場の変化
オフラインからオンラインへ。(出会い系サイトなど)
※著書の中で出てきた参照文献
・『オンラインデートで学ぶ経済学』(2016年、NTT出版)
スタンフォード大学のポール・オイヤー教授
【読書を踏まえて自分にどう落とし込むか】
淡々と、統計や様々なアンケート結果をもとに著者の見解が綴られていました。
考えるまでもなく、女性が社会でバリキャリウーマンになる程、家庭における「分業」制度は崩れていきます。
「女性の働き方改革!イクメン制度!」など最近さかんに言われ始めましたが、実際に結婚して職場に復帰した友人に聞くと、抜本的な解決にはなり得ていない気がします。。。
■女性の友人の意見
「結婚したらまずは子供(夫)が一人増えると思ったら良いよ。結局何もやってくれないし、私だって疲れているのにいつの間にか、ご飯は私しか作らなくなったから。。。」
■男性(イクメン休暇)の意見
「会社がイクメン休暇制度を導入してくれたのは嬉しいけど、中途半端に休みをもらってもその前後の業務の引き継ぎに追われて困ってしまう。。。
あと、子供を幼稚園に送り出しあと、実際暇なんだよな。。」
あくまでも私の周りの一部の意見です。
(”幸せいっぱい”な雰囲気をわざと見せないように、謙遜してネガティヴなことしか言っていないのかもしれませんが、、、。)
私自身独身ですが、結婚はしてみたいと思っています。
家庭を持つこと、そして子供も欲しいと思っています。
それは何が何でも!というわけでなく、
どんな感じなのか。ただ興味があるからです。
なので、別にしなかったらそれはそれでいいと思っています。
一時期、周りの友人が結婚して子供ができ、SNSで「お母さん」をしているのを見ると
私よりもずっと早くに人生のコマを進めているような気がして、焦っていた時期がありました。
私は、資格も取って仕事のコマを進めているものの、何だか”女性として”大切なことをやらないまま人生が終わってしまうような気がして不安を感じたこともありました。
「もし私が男性だったら。。。このままキャリアを進め、重要なポストについたり成果を残して名前を売って、30代半ば〜後半くらいの油の乗った時期に結婚するんだろうな。それくらいがちょうど良いんだろうな。男性だったらよかったな。」
なんてステレオタイプのかたまりのような変な嫉妬を男性に対して感じていました。
生物学的に女性しか子供は産めません。それは変えられない事実です。
「20代で結婚して子供を産んで〜、30代で職場復帰して〜」
と計画的に人生を考えるのも一つの人生ですが
自分一人ではどうにもできません。環境にも左右されます。
「世間の目を気にせず、思うように生きる。」
言うのは簡単ですが、実行するのは難しいです。
小学生の頃、ずっと人の目を気にしていました。
ある日友達にそれを打ち明けるとこんなことを言ってくれました。
友達「誰も、アンタのことなんか見てへんで。
気にしすぎやで。自意識過剰とちゃうか笑」
私「ガーーーーン!」
キツイ言い方ですよね笑
小学生の女児の言葉とは思えません笑
自意識過剰という言葉は知っているのにオブラートに包むといことは知らないのでしょうか笑
けれど私はこの友達の言葉に救われました笑。
だから今でも覚えています。
「な〜んだ。自分が思っているほど誰も見てないんだ。
恥ずかしがらなくて良いんだ。」
と開き直り方を教わりました。
結局人の目を気にして、自分が納得いかなくなって人のせいにするくらいなら、最初から自分の振る舞いに自身を持てば良い。
捉え方は人それぞれです。
今の私は、とにかく今やりたいことを自問自答してラクな方へ流されないように
そして、程よく自分を甘やかしながらのアラサーでいようと思いました。
では、また!