【読書146冊目:『上級国民/下級国民』(橘玲)】と素敵なサムシング
かまさかさんです!
最近更新遅くなりがち。。反省!
【読書146冊目:『上級国民/下級国民』(橘玲)】と素敵なサムシング
- 出版社: 小学館 (2019/8/6)
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【読書目的・理由】
どこの本屋へ行っても平積みですよね!
毎日読書を掲げているからには避けては通れない本だと思って読みました。
【学び・読書メモ】
■「人は生まれながらにして貴賤・貧富の別なし。
ただ学問を勤めて物事をよく知る者は貴人となり富人となり、無学なる者は貧人となり下人となる。」
(福沢諭吉)
【読書を踏まえて自分にどう落とし込むか】
衝撃的なタイトルとともに、社会情勢を踏まえてその一つの原因として「教育」を挙げていました。
私の地元でも、中学時代に学校を抜けて遊びに行っていたり授業を放棄していた生徒がいましたが彼らは今、何をしているのでしょうか。。。
勉強ができる機会に溢れている日本で、しっかりと勉強をする意味を先生は生徒に教え込むべきです。
北朝鮮の現状を知ると、勉強しない以外の選択肢はないと気付くはずです。
勉強は自発的にしてこそ意味のあるものになります。
私自身、小学3年生の頃に「ゆとり教育」が導入され週に4時間「総合学習」と言う授業が組み込まれました。
内容として覚えているのが、多目的ルームにみんなが集まり、調べたいテーマに沿ってグループで研究し模造紙にまとめて発表すると言うものでした。
正直、大半の児童にとっては休憩時間のようなものでした。
グループは約10人構成でしたが、その内テーマを決めて調べる、模造紙にまとめるのは3人程度でした。
他の7人はその時間ずっと遊んでいます。
何の為にそれをするのか、まずその説明もなしに導入されても小学生なので分かるはずがありませんでした。
私はその時間、先生以外の教師を招いて講演会を開いて欲しかったなと今になって思います。
学校以外の先生(例えば大道芸人、大学教師、科学者、地元の大学生、LGBTQの方、主夫、海外からの駐在員など)からもっと学べる機会があれば視野が広がります。
先生や親から示された「限定的な正しい」生き方ではなく「多様な」生き方を知る機会をもっと子供たちに提示すべきです。
そこから自発的な学びに変わり、きっとプラスに動くはずです。
そのほか、著書の中で、ヒトのDNAに組み込まれた遺伝子操作で近年の結婚観にも触れていましたが、中でも興味深かったのがボノボの生態です。
ボノボは系統的にヒトに最も近いチンパンジーとされていますが、近親婚を回避させる目的で思春期になると女性は進化の過程で冒険的になるように「設計」されていると言います。
つまり、海外に留学したがるのが女学生が多い理由がここにあると言うのです。
面白いですよね!ボノボの生態を深く知りたいと思いました。
では、また!
ハッピーで収穫の多い1日を!