♯8 言葉の装飾をたくさん持ちたい。
独特な世界観を持っている女芸人バービーの本。
芸人さんが書くエッセイ本ってハズレがないイメージ。
バービーはどんなことを考えて「芸」を磨いているのか、
また、一人の人間としてどんな風に生きているのか知りたくて読書。
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バービーさんは、もやもやした時にノートに自分の気持ちを書いているらしい。
感情のゴミ箱。
思いついた言葉を書き連ねていって、反意語や類義語も調べていく。
そのノートが一部公開されていたけど、わかりやすくて読みやすい字だったので意外だった。
ノートに感情を書き出して今の自分が抱えているタスクを今一度認識する。
これって結構有効だと思う。
・ポイントは赤裸々に書き出すこと。
・誰にも見せない、見られない前提で書くこと。
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芸人さんのエッセイ本の共通点を見つけた。
それは、修飾語や形容詞が独特・面白い・長い、ということ。
例えば、
「空気中の酸素が奪われたかのように凍りついたその時間は。」
「どこに置けば良いのかふわふわ漂っている本音が。」
とか。
言葉の装飾にお笑いのエッセンスがあるんだね。
他にも芸人さんのエッセイ本が色々ある。
なかなか面白いのでオススメです!