読書111冊目:『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?~経営における「アート」と「サイエンス」』(山口 周)】と素敵なサムシング
かまさかさんです!
今日も読書!
読書111冊目:『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?~経営における「アート」と「サイエンス」』(山口 周)】
- 出版社: 光文社 (2017/7/20)
【読書目的・理由】
■以前も著者の本(山口 周)を読んだ事があり、読者の方にオススメ頂いたので早速!
(asunichiさん、ありがとうございます。)
【学び・読書メモ】
■「サイエンス」と「アート」
(サイエンス)計測可能な指標に偏りがち。
(アート)数値化が必ずしも容易では無いが、適切な意思決定には必要なもの。
■VUCA:もともとは米陸軍が世界情勢を表現するために用いた言葉
「 Volatility =不安定」
「 Uncertainty =不確実」
「 Complexity =複雑」
「 Ambiguity =曖昧」
■経営というのは「差別化」を追求する営み。
「アート」✖️「サイエンス」✖️「クラフト」
■千利休は世界最初のクリエイティブディレクター
■「デザイン」と「経営」の本質的な共通点
エッセンスをすくいとって、後は切り捨てるということ。優れた意思決定。直感。
■ブランドに付随する「ストーリーと世界観」
■邪悪にならない(= Don’ t be Evil)
(グーグルの社是一部)
道徳的・倫理的な世界観を持つ。「美意識」
人生を評価する自分なりのモノサシを持つ。
■マインドフルネス→セルフアウェアネス=自己認識
評価や判断をすることなく、意図的に、いまこの瞬間に注意を払うことで、浮かんでくる意識に集中する。
■マツダ社 デザイン
アンベールの瞬間の直感的な「美しさ」
「合理的な説明可能性」を求めすぎない。
■「リーダーシップ」と「詩」の共通点
レトリック(修辞)が命である。
【読書を踏まえて自分にどう落とし込むか】
以前マツダ社のデザインの本を読みました。
「サイエンス」と「アート」
「技術」と「芸術」
「理系」と「文系」
は切り離せないことなのですね。
では、なぜ切り離して考えてはいけないのか。
道徳や倫理が根底にあって、それを消費するのは結局「人」だから。
「哲学」「文学」「芸術」
言葉で表現するより先に、心に訴えかけるもの。
そして、「サイエンス」はコピーしやすくとも、これらはコピーされにくい。
一朝一夕で習得できるものでもない。
日々、意識的に磨いていく事が大切。
そのことに改めて気付けた一冊でした。
正直、内容が難しかった。
(時間を置いて、また読もう。)
知っているようで知らない。本の中での表現。語彙の勉強。
■虚仮威し(こけおどし)
愚か者を感心させる程度のあさはかな手段。また、見せかけはりっぱだが、中身のないこと。また、そのさま。
■意思決定は 膠着 (こうちゃく)する。
粘りつくこと。しっかりくっついて離れないこと。
■主張が正しいことは論を俟(た)ちません。
自明であって、論じるまでもない。当然である。
■掛け値なしに
誇張や尾鰭がなく、正味の評価であること。
■解釈やストーリーが収斂(しゅうれん)して
収束すること。
■多くの人が落ちてしまう陥穽(かんせい)
落とし穴。
なるほど。なるほど。
では、また!